EV向けコンパウンド

EV部品向けコンパウンド

バッテリーから充電インレットまで、EV部品向けコンパウンド

バッテリー、高電圧部品、充電部品向けに、ガラス繊維強化PA66・PA6、PBT、PP、PC/ABS、難燃グレードをご用意しています。ご提案はすべて、部品にかかる荷重、熱、絶縁の条件から始めます。

EV部品で何が変わるのか

電動パワートレインでは、厳しい要求が燃料やエンジン熱から、絶縁性、燃焼挙動、高電圧導体の近くでの寸法安定性へと移ります。

当社は部品から検討を始めます。何を支えるのか、何度で使われるのか、何を絶縁するのか、どの燃焼試験やグローワイヤー試験が適用されるのか。そのうえで、ファミリーと強化材を選びます。

  • 導体の近くでの電気絶縁性と寸法安定性
  • UL94等級と肉厚に合わせた難燃性
  • 構造フレーム向けの剛性と耐クリープ性
  • モーターやパワーエレクトロニクスの近くでの耐熱性

EV部品と推奨の出発点

3D車両エクスプローラーに掲載している出発点のグレードです。いずれも、貴社の図面と試験計画に基づいて検証します。

部品材料出発点
バッテリーモジュールのフレーム・カバーガラス繊維強化PA66OSAMIDE AISG 6
バッテリートレイガラス繊維強化PP、またはガラス繊維・無機フィラー充填PPOSALENEファミリー
高電圧コネクタハウジングガラス繊維強化PBT(難燃タイプあり)OSABATE 504 GF
バスバーホルダーガラス繊維60%強化の半芳香族PA6T/6IOSAMIDE RAG 12
充電インレット耐衝撃PC/PBTまたはPC/ABSOSAALLOY CP 1180
パワーエレクトロニクス筐体ガラス繊維30%強化PBT(難燃タイプあり)OSABATE 506 GF
eモーターのエンドキャップ・絶縁部品耐熱安定化した半芳香族ポリアミドOSAMIDE RAG 10
冷却系部品ガラス繊維強化PA66、または連続した熱負荷向けの半芳香族ポリアミドOSAMIDE AISG 6 または RAG 10

あくまで出発点です。最終的な材料選定は、お客様の仕様、試験、承認に基づいて行います。

EVプログラム向けの材料

EV部品向けにご提案するファミリーと強化材です。

  • ガラス繊維強化PA66・PA6

    ガラス繊維最大70%、または炭素繊維最大50%のOSAMIDEグレード。構造フレーム、ブラケット、冷却系部品に。

  • 半芳香族ポリアミド

    ガラス繊維35%から70%のOSAMIDE PA6T/6I。連続した熱負荷を受けるバスバーホルダーやeモーター部品に。

  • PBT

    ガラス繊維30%までのOSABATE PBT。難燃タイプもあり、高電圧コネクタやパワーエレクトロニクス筐体に。

  • PP

    ガラス繊維強化、またはガラス繊維・無機フィラー充填のOSALENE PP。バッテリートレイやカバーに。

  • PC/ABS・PC/PBT

    靭性と良好な外観が求められる充電インレットやハウジング向けの、OSAALLOYアロイ。

  • 難燃グレード

    難燃タイプのOSABATE PBT、OSALAC ABS、OSANATE PC。必要なUL94等級と肉厚をお知らせください。

熱伝導グレード:開発案件として対応

熱伝導性コンパウンドは、当社では公開グレードではなく、開発案件として扱っています。ハウジングやホルダーでセルや電子部品の熱を逃がす必要がある場合は、開発プロジェクトとして進めます。

目標の熱伝導率、必要な電気絶縁性、機械的な制約をお知らせください。研究開発・小ロット用の75 kg/hrのラインDで試作配合を行い、機械的特性と耐熱性を自社ラボで確認します。

  • カタログ品ではなく、開発配合
  • 熱伝導率と絶縁性の目標に合わせて配合を設計
  • ラインD(75 kg/hr、研究開発・小ロット用)で試作
  • 引張、衝撃、HDTを自社ラボで確認
  • 48-72時間試作配合
  • 70%OSAMIDEグレードのガラス繊維含有率(最大)
  • 75 kg/hr研究開発・小ロット用のラインD
  • 1,975 kg/hr4ラインの公称能力

部品の検討から承認グレードまで

EV部品のお問い合わせから量産供給までの流れです。

  1. 01

    部品情報のご送付

    図面、現行材料、使用温度、難燃・絶縁要求、年間使用量をお送りください。

  2. 02

    出発点のグレード

    公開グレードをご提案するか、試作配合を設計します。

  3. 03

    48-72時間で試作

    試作配合をコンパウンド化し、自社ラボで試験します。

  4. 04

    サンプルと検証

    お客様の計画に沿ってサンプルを成形・評価いただきます。必要に応じて、UL94やグローワイヤー試験も含みます。

  5. 05

    承認と供給

    PPAPと材料規格への適合確認をサポートし、全ロットにCoAを添付して供給します。

EV向けコンパウンドに関するよくあるご質問

EV部品向けにどのような材料がありますか?

ガラス繊維強化PA66・PA6、半芳香族PA6T/6I、PBT、PP、PC/ABS、PC/PBTに加え、難燃タイプのPBT、ABS、PCグレードがあります。

バッテリーや高電圧部品で、UL94等級に対応できますか?

必要なUL94等級と肉厚をお知らせください。目標に合わせて配合し、認証試験用のサンプルをご提供します。なお、当社はUL登録済みとは表明していません。

熱伝導グレードはありますか?

公開グレードとしてはありません。開発案件として対応しますので、熱伝導率と絶縁性の目標をお送りいただければ、試作配合を行います。

高電圧部品に使われるオレンジ色に合わせられますか?

はい。色見本と許容値をお送りください。調色したうえで、分光測色計で色差ΔEを確認します。

EV部品を3Dで見られますか?

3D車両エクスプローラーで「EV・電装」ビューを選んでください。各部品に、当社が最初にご提案するグレードが表示されます。

EVプログラムを支える品質体制を教えてください。

ISO 9001:2015とZED認証、ERPによるバッチ履歴管理、全ロットへのCoA添付です。IATF 16949はギャップアセスメントを予定しています。

EV部品についてご相談ください

図面と要求仕様をお送りいただければ、材料技術者が出発点のグレードまたは試作配合をご提案します。

1営業日以内にご返信します。送信により、以下に同意したものとみなされます: プライバシー

お問い合わせを始める 会社案内(PDF)

1営業日以内にご返信します。送信により、以下に同意したものとみなされます: プライバシー